№41 国際線燃料サーチャージ再徴収

 JAL・ANAは、本日発券分より、国際線燃料サーチャージを再徴収しています。
 額は300円(韓国線)~7,000円(欧米線)との事。
 燃料サーチャージは、7月1日発券分より一旦廃止になっていたのですが、この所また原油価格が値上がりしているので、3ヶ月で再び徴収、という事になりました。

 もちろんANAも大変だけれど、JALはもっと大変なんだろうなあ。
 これでまた利用者の減少に拍車がかかるとなると、経営の再建計画(結局先月中には発表に至りませんでした。正式にプレスリリースされたら取り上げたいと思います。)にもまた悪影響を与えるに違いありません。

 結局、旅客機 -軍用も自家用もだけれど- って、ジェット燃料がなかったら運航できないですからね。
 だから、燃費の向上が売りのB787に発注が殺到し、なのに開発が大幅に遅延して大問題にもなるのですが。
 私は見た事がなかったけれど、40年以上前、1965年のTVシリーズ「サンダーバード」で、「ファイアーフラッシュ」という旅客機が登場するのですが…。

 エネルギー源が、なんと、原子力!!
 しかも、約2時間おきにフィルターを交換しないと、機内で放射能漏れが発生!!

 こんな恐ろしい旅客機、誰が乗るかっつーの!?
 アメリカのスリーマイル島原発事故は14年後の1979年。
 ソ連のチェルノブイリ原発事故は1986年。
 放映当時の原子力への認識って、この程度だったんですかね…。
(ちなみに「ファイアーフラッシュ」のプラモデルが4年前に発売されたそうですが、現在は入手が相当困難なようです。)

 多少話が脱線しましたが、原子力という発想はもちろん有り得ないけれど、かといって今の所、旅客機のエネルギー源はジェット燃料以外には頼れないから、燃料にかかるコストの問題は、これから先ずっとついて回るのでしょう。
 バスやマイカー、鉄道(JR東日本のキハE200みたいな)のようなハイブリッドっていうのも、開発や運航のコストももちろんだけれど、重量を考えたら非現実的かな…。
 航空機は、陸上交通よりはるかに重量に対してデリケートですから。
 誰か、画期的な動力システムによる旅客機を考えてくれないかな…。


 今日はなんだか、「オピニオン」というより、「つぶやき」になってしまいましたね…。

 話は全く変わりますが、先月26日に、京成の「赤電」「ファイアーフラッシュ…じゃなくてオレンジ」色を撮りに行ったついでに越谷に寄ったら、飯島興業の南越谷駅~朝日プラザ(ガーデンシティ)の貸切輸送が「グローバル交通」に変わっていると書きました。
 実は、今日TXの三郷中央駅に行ってきたのですが、ここを経由して三郷駅~新三郷駅間を走る路線バスも「グローバル交通」の運行に変わっていました。
 但し、車両は飯島興業のエアロミディMEをそのまま(カラーも変えず)使っています。
 時刻表を見た感じでは、去年の暮れからグローバル交通の運行に変わっている様子。
 もっとも、駅のバス乗場の案内表示は飯島興業のままだったのですが。
 この画像については、他数点と合わせて後日公開する予定です。

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