先月、私のバス趣味の原点となった、小学生の頃に利用した東急バス・新羽営業所のバスについての思い出を書いた「なぜバスファンになったのか? -私の70’s-」を連載しましたが、実は、それについてメールを頂きました。
「Always Tokyu Bus」を管理されている「渋41&渋72」様から、連載の第3回で書いた、主に通学の時に乗った、新羽線で運用されていた車両について、東急の社号と形式について、御教示を頂きました。
横浜2 き2585 → NI1081
横浜2 き2586 → NI1082
横浜2 き2587 → NI1083
横浜2 き2588 → NI1084
横浜2 き2589 → NI1085
(以上 1969年式日産ディーゼル4R110 富士)
横浜22か 47 → NI1109
横浜22か 48 → NI1110
横浜22か 50 → NI1111
(以上 1970年式日産ディーゼル4R105 北村)
横浜22か1059 → NI 622
(1967年式日産ディーゼル4R94 北村)
それと、連載の第4回でご覧頂いたこの画像についても、社号を御教示頂きました。
横浜22か2464 → NI124
(1976年式日産ディーゼルU20H)
最初から新羽〔営〕配置だったようですが、この年の9月に引越しして新羽を離れているので、乗った事があったかどうかは微妙です。
それで、「渋41&渋72」様管理の「Always Tokyu Bus」のサイトを覗いて見ました。
過去の東急バスのデータが素晴らしく詳しい。
車両のデータなんて、昭和34年(1959年)からある!
(無論全車両という訳ではないでしょうが。)
他には過去の路線とか、沿線の新旧対比とか。
それに、バスOnlyじゃなく、東急バス沿線の(東急バスを見ながらお茶を楽しめる)喫茶店の情報まであったりして、こよなく東急バスを愛している様子がうかがえるようです。
それで、今回このWebサイト「Always Tokyu Bus」と、当サイト(本体)で相互リンクを貼る事になりました。
但し、申し訳ありませんが、当サイト(本体)でのリンクは、10月1日(9月30日夜間)からとさせて頂きます。
「渋41&渋72」様、ありがとうございました。そして、今後ともよろしくお願いいたします。
実はもう一通。
本体で掲載している、富士急行の高速車、1315(正確にはT1315)です。
コメントで貸切格下げでしょうと書いているのですが、これについて、リショウ様からご指摘を頂きました。
貸切格下げなのではなく、他の同形態3台と共に、当時の東京〔営〕に配属され、東京〔営〕が貸切専業になった事で平和観光に移籍したのだという事です。
本体で左に掲載している貸切車と同じく、フロントガラス上下分割タイプのGJなので、早とちりしてしまったようです。
ご指摘ありがとうございました。
(なお、本体の修正は、こちらも10月1日(9月30日夜間)とさせて頂きたいと思います。
リショウ様、ありがとうございました。そして、今後ともよろしくお願いいたします。
このように、当ブログ及び本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」では、皆様からの感想とか、質問とか、意見とかを伺いたいと思います。ただ、当ブログではコメントは受け付けない事にしています。本体からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)
今後とも、よろしくお願いいたします。
№33 バスの旧塗装復元車
東海道・山陽新幹線500系が、来春のダイヤ改正で「のぞみ」から撤退するそうですね。
今仕事から帰ってくる時に乗ってきた市営地下鉄「ブルーライン」の、ドアの上のニュースで表示されていました。
ところで、今日は正直、何が何でも書きたいテーマがありません。
そこで、先日伊賀鉄道の旧塗装復元車を撮影してきましたけれど、ではバスの世界ではどの位あるのか、あったのか、本体のサイトで公開しているバスの旧塗装復元車の写真を、改めて並べて見ました。
といっても、そんなに枚数があるわけでもなく、しかもほとんどは関東・東海ですが、どうぞご覧下さい。
★ 道北バス
今年の7月6日、旭川市内での撮影です。
市内の学習塾がスポンサーになっている有名なカラーで、ボディにはその学習塾の広告があります。
この車両は、元川崎市営バスがベースの第1弾に次ぐものです。
ベースは元相鉄バス(U-UA440LSN・旭川200か568)と思われます。
なお、第3弾として、高速バス1台(恐らく元リムジンのセレガ)にも旧塗装が復元され、札幌行高速バスでも運用されています。
★ はとバス
去年の「はとバス」は60周年記念で、「はとバスEXPO」などさまざまなイベントが開催されましたが、2004年の55周年の時は「ゴーゴーブギウギ」キャンペーンと題してイベントが行なわれました。
この旧塗装復元車はその一環で、2004年7月25日に東京駅丸の内口で撮影したものです。
昭和40年代中ごろのカラーを再現したもの。
ドア横に、アナログ盤レコードを模した、キャンペーンのマークがあるのがわかるでしょうか。
当時としては最古参になりつつあった、1992年式のU-LV771R(271)です。
★ 相模鉄道(現相鉄ホールディングス)
「バス事業再開50周年」記念で、2000年に復刻したカラーです。
在来車の塗り替えでなく、新車というのがポイント。
写真は旭〔営〕の2053号車・いすずKL-LV380Lで、今年の4月8日、三ツ境駅前での撮影。
他に横浜〔営〕に1051号車(三菱ふそうKL-MP33JM)、相鉄バス綾瀬〔営〕に8001号車(日産ディーゼルKL-UA452KAN)が在籍しています。
全て2000年式で、現在もこのカラーで活躍中。
★ 川崎鶴見臨港バス
70周年記念で復刻した「銀バス」。
写真は2007年12月16日に川崎市内で撮影した、浜川崎〔営〕の2H055号車(1996年式KC-HT2MLCA)です。
ラッピングでなく全塗装でピカピカ。
広告もないのがいいですね。
また、「PASMO」のピンクのステッカーが、案外良いアクセントになっているのではないでしょうか。
鶴見〔営〕の1T079号車(1996年式KC-LV380L)と共に、2007年~2008年の約1年間走りました。
★ 箱根登山バス
2004年4月10日に箱根で撮影したものです。
1995年式の日野U-HT2MLAA(B874)。
カラーだけでなく、車両自体に特徴があり、1ドアながら真ん中に太い柱が2本並んでいます。
他の事業者(都営らしい)の注文流れと聞いています。
確かに太い柱の間には、4枚折戸の中ドアが簡単に設けられそうです。
このカラーの車両の運用については、箱根登山バスでも問い合わせに応じていたそうですが、現在は廃車になっています。
★ 伊豆箱根バス
この写真は本体からではなく、別の所から持ってきてみました。
1996年式の日産ディーゼル・KC-RM211GSN(2417)で、伊豆箱根鉄道駿豆線・大場駅の近くで今年の2月10日に撮影したものです。
これもバス事業80周年を機にデビューしたカラーリングです。
三島〔営〕では中型車5台(西武バスからの移籍車を含む)がこの塗装に復刻しており、見た限りでは、大場駅付近の路線(大場駅~函南駅・畑毛温泉~大場〔循環〕)を中心に運用しているように見えます。
なお、中型車はバイオディーゼル燃料を使用しているとの事です。
他に、熱海〔営〕に大型の旧塗装復元車がいるそうですが未確認。
今の所、手持ちの旧塗装復元車の写真はこれだけです。
本当は探せば他社にもあるでしょうし、個人的には川中島バスの旧塗装復元車なんて撮影してみたかったのですが、遠方だとなかなか撮りに出かけるチャンスはないですね。
それに、鉄道以上に運用が広域で複雑なので、追いかけるのも大変…。
バスの場合、鉄道車両よりもはるかに取替えのサイクルが早いので、比較的新しいボディに旧塗装という「ミスマッチ」が起きるのが普通ですが、逆にそれがバスならではの面白さ・醍醐味なのかも知れません。
次にやってほしいのは…やはり都営バスでしょうね。
再来年の2011年に100周年を迎える都営交通としては、記念に是が非ともこの「白+青帯」を復刻して欲しいです。
復刻カラーの低公害車なんて、見てみたいじゃないですか。
もちろん、その前の「クリーム+赤帯」も。
それに、評判が悪かった、
この「黄+赤帯」も、可能ならやって欲しいと思います。
なんだかんだ言っても、このカラーだって100周年の1ページを飾っている事は間違いないのですから。
(ひょっとして「首都圏色」のように再評価されるかも?エルガやスペースランナー等だと違って見えるかも知れないし。)
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)
今仕事から帰ってくる時に乗ってきた市営地下鉄「ブルーライン」の、ドアの上のニュースで表示されていました。
ところで、今日は正直、何が何でも書きたいテーマがありません。
そこで、先日伊賀鉄道の旧塗装復元車を撮影してきましたけれど、ではバスの世界ではどの位あるのか、あったのか、本体のサイトで公開しているバスの旧塗装復元車の写真を、改めて並べて見ました。
といっても、そんなに枚数があるわけでもなく、しかもほとんどは関東・東海ですが、どうぞご覧下さい。
★ 道北バス
今年の7月6日、旭川市内での撮影です。
市内の学習塾がスポンサーになっている有名なカラーで、ボディにはその学習塾の広告があります。
この車両は、元川崎市営バスがベースの第1弾に次ぐものです。
ベースは元相鉄バス(U-UA440LSN・旭川200か568)と思われます。
なお、第3弾として、高速バス1台(恐らく元リムジンのセレガ)にも旧塗装が復元され、札幌行高速バスでも運用されています。
★ はとバス
去年の「はとバス」は60周年記念で、「はとバスEXPO」などさまざまなイベントが開催されましたが、2004年の55周年の時は「ゴーゴーブギウギ」キャンペーンと題してイベントが行なわれました。
この旧塗装復元車はその一環で、2004年7月25日に東京駅丸の内口で撮影したものです。
昭和40年代中ごろのカラーを再現したもの。
ドア横に、アナログ盤レコードを模した、キャンペーンのマークがあるのがわかるでしょうか。
当時としては最古参になりつつあった、1992年式のU-LV771R(271)です。
★ 相模鉄道(現相鉄ホールディングス)
「バス事業再開50周年」記念で、2000年に復刻したカラーです。
在来車の塗り替えでなく、新車というのがポイント。
写真は旭〔営〕の2053号車・いすずKL-LV380Lで、今年の4月8日、三ツ境駅前での撮影。
他に横浜〔営〕に1051号車(三菱ふそうKL-MP33JM)、相鉄バス綾瀬〔営〕に8001号車(日産ディーゼルKL-UA452KAN)が在籍しています。
全て2000年式で、現在もこのカラーで活躍中。
★ 川崎鶴見臨港バス
70周年記念で復刻した「銀バス」。
写真は2007年12月16日に川崎市内で撮影した、浜川崎〔営〕の2H055号車(1996年式KC-HT2MLCA)です。
ラッピングでなく全塗装でピカピカ。
広告もないのがいいですね。
また、「PASMO」のピンクのステッカーが、案外良いアクセントになっているのではないでしょうか。
鶴見〔営〕の1T079号車(1996年式KC-LV380L)と共に、2007年~2008年の約1年間走りました。
★ 箱根登山バス
2004年4月10日に箱根で撮影したものです。
1995年式の日野U-HT2MLAA(B874)。
カラーだけでなく、車両自体に特徴があり、1ドアながら真ん中に太い柱が2本並んでいます。
他の事業者(都営らしい)の注文流れと聞いています。
確かに太い柱の間には、4枚折戸の中ドアが簡単に設けられそうです。
このカラーの車両の運用については、箱根登山バスでも問い合わせに応じていたそうですが、現在は廃車になっています。
★ 伊豆箱根バス
この写真は本体からではなく、別の所から持ってきてみました。
1996年式の日産ディーゼル・KC-RM211GSN(2417)で、伊豆箱根鉄道駿豆線・大場駅の近くで今年の2月10日に撮影したものです。
これもバス事業80周年を機にデビューしたカラーリングです。
三島〔営〕では中型車5台(西武バスからの移籍車を含む)がこの塗装に復刻しており、見た限りでは、大場駅付近の路線(大場駅~函南駅・畑毛温泉~大場〔循環〕)を中心に運用しているように見えます。
なお、中型車はバイオディーゼル燃料を使用しているとの事です。
他に、熱海〔営〕に大型の旧塗装復元車がいるそうですが未確認。
今の所、手持ちの旧塗装復元車の写真はこれだけです。
本当は探せば他社にもあるでしょうし、個人的には川中島バスの旧塗装復元車なんて撮影してみたかったのですが、遠方だとなかなか撮りに出かけるチャンスはないですね。
それに、鉄道以上に運用が広域で複雑なので、追いかけるのも大変…。
バスの場合、鉄道車両よりもはるかに取替えのサイクルが早いので、比較的新しいボディに旧塗装という「ミスマッチ」が起きるのが普通ですが、逆にそれがバスならではの面白さ・醍醐味なのかも知れません。
次にやってほしいのは…やはり都営バスでしょうね。
再来年の2011年に100周年を迎える都営交通としては、記念に是が非ともこの「白+青帯」を復刻して欲しいです。
復刻カラーの低公害車なんて、見てみたいじゃないですか。
もちろん、その前の「クリーム+赤帯」も。
それに、評判が悪かった、
この「黄+赤帯」も、可能ならやって欲しいと思います。
なんだかんだ言っても、このカラーだって100周年の1ページを飾っている事は間違いないのですから。
(ひょっとして「首都圏色」のように再評価されるかも?エルガやスペースランナー等だと違って見えるかも知れないし。)
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)
№32 JTB時刻表 2009年10月号(JTBパブリッシング)
世間では今日から5連休(「シルバーウィーク」と呼ぶんだそう)ですが、私は水曜日まで全て仕事です。
詳しく話す事はできませんが、今の私にとっては大事な仕事です。
期間中は20日の「バスの日」「空の日」の関連で、数多くのイベントがありますが、全て参加は不可能です。
従って、当ブログで取り上げる事もできません。
私にとっても寂しいのですが、ご了承下さい。
その連休の事もあるのか、今月のJTB時刻表はいつもの月より多少早目に、今日発売されました。
表紙は10月1日デビューのE259系・新「NEX」。
◆ ダイヤに輝く鉄おとめ
今月はJR池袋駅の助役さん。
現場で女性の管理職も現れる時代になりましたが、池袋駅ではもう3割の女性職員がいるのですね。
一昨日書いた伊賀鉄道の撮影に行った時に乗ったJR東海・関西線の車掌も女性でしたが、私鉄と比べると、JR各社の方が女性の進出が進んでいるように感じます。
◆ 新のりもの風土記シリーズ107 大糸線北部のキハ52
もう皆さんご存知の、大糸線の北部・南小谷~糸魚川間を走るキハ52。
3種類の旧塗装を復元して走っています。
一昨日・昨日書いた伊賀鉄道や、これから書く予定の京成もそうですが、今の鉄道界は旧塗装復元ブームですね。
しかし、今の若い人には信じがたいかもしれないけれど、ツートン2種類はともかく、オレンジ一色の「首都圏色」(相模線のキハ30系から始まったので)って、最初にデビューした頃は
「暑苦しい」
ってボロクソだったんですよ!
鉄道ファンって、勝手だなあ…?
◆ 黄色のページ
まず、先月号の所でも書いた、11月7日(土)の新宿駅の工事について。
要は、この日新宿駅を発着するのは、山手線と中央・総武線各駅停車のみという事。
あと何回やるんだろう?
この工事では、合わせて高速バスの新バスターミナルも建設されるという話です。
今の新宿付近の高速バスターミナルは、京王を筆頭にどこも飽和状態という感じなので、早い完成が待たれます。
それと、東京モーターショー、及び3年振りの鈴鹿でのF1の臨時列車。
JR&伊勢鉄道・近鉄両方掲載されています。
ちょっと重箱の隅をつつくような話ですが、「本文の訂正」の中に、索引地図の「アメリカ村~日の岬パーク間」削除とあります。
御坊南海バスが運行していますが、10月1日廃止になり、本文の時刻表は既に訂正済みです。
この「日の岬パーク」ですが、「日の岬キャンプ場」とともに、「周遊おすすめ地」(52 日の岬・道成寺)の緑の網がかかっています。
そろそろ「周遊おすすめ地」の意味が解からなくなっている方も多くなっていると思います。
昔、JRには国鉄時代からの「一般周遊券」というのがあり、「周遊おすすめ地」は「周遊指定地」と呼称していました。
簡単に言うと、JR線を201㎞以上利用し、なおかつ周遊指定地を2ヶ所訪れると、全区間の運賃が割引になるというものでした。
一般周遊券は他の周遊券共々1998年に廃止になりましたが、「周遊指定地」は「周遊おすすめ地」として残っています。
ただし、現在は運賃等に関して何の特典もありません。
「周遊おすすめ地」はJR時刻表にも残っています。
思うんですが、そろそろ「周遊おすすめ地」の表記は、終わりにしてもいいのではありませんか?
乗車券の制度に何の影響も与えていない今、じゃあ「周遊おすすめ地」の網がかかっていない場所は「おすすめ」ではないのか?という事になりますし、周遊券廃止後の10年間で、今回の日の岬のように、足がなくなってしまっている場所も、少なくなくなってきていますので。
むしろ、JR時刻表の、「世界遺産」のオレンジの網の方が説得力があるように思えます。
(決して「世界遺産」=観光地、ではないはずですけれど。)
◆ 本文
先月、東海道線に11月8日運転の東京5時35分発小田原行の臨時列車の設定があり、何の意味があるのか?と書きました。
今日、その意味が解かりました。
もう一本、臨時の快速「湘南国際マラソン号」が設定されていて、この大会のための運転だったのですね。
「湘南国際マラソン号」は、グリーン車を含めて全車指定席ですが、どのような車両なのかは今の所不明。
日南線では観光特急「海幸山幸」が運行を開始。
土休日と年末年始運転。
この列車は、水害で廃線になった高千穂鉄道のトロッコ列車を改造して運行されます。
しかし、キハ47ベースの「はやとの風」もそうですが、改造車とはいえ、これで「特急」という種別はどうなんだろう…?
「JRバス・地方交通線」に目を移すと、多少ショックかなと思えるのは、十和田観光電鉄の十和田湖線が「冬期運休」になるという事。
今年は11月3日まで。
これまでこの路線は、冬場にも十和田湖に入れる希少な路線として知られていました。
今はJRバスの十和田東線「おいらせ号」があるから、こちらはもう冬は走らなくてもいいや、という事なのかも知れません。
しかし、十和田湖は日本でも随一の観光地のはずですが、年を追うごとにバスの路線や便が削減されつつあり、悲しい限りです。
(昔は弘前から弘南バスや、八戸から南部バスの乗り入れもありました…。)
もう一つ、今月一杯で廃止になるJR東海バスの一般路線を、名鉄バスが引き継いで運行する事になり、時刻も公表されています。
パッとみた限りでは、トータルの本数はJR時代とあまり変わらないようです。
名鉄バスは瀬戸市駅には初乗り入れとなります。(隣接する名鉄瀬戸線の駅に合わせて、新瀬戸駅と呼称。)
ちなみに、以前連載で取り上げた「バス・ジャパン№3 国鉄バスのゆくえ」のなかの「バスライター国鉄バス路線第一号に乗る」の記事の中に、
「品野ではここまで一緒に立っていた名鉄バスの停留所の横に(操車場)と書いてある。」
とあり、かつては名鉄バスが入っていたようです。
それで手元に残っていた、1987年版の「名鉄時刻表」を紐解くと、尾張瀬戸駅から品野行が一日1本だけ、夕方17時台にありました。
ルートはJRバスと全く同じ。
名鉄バスの方は1990年頃には廃止になっていたようで、今回、約20年ぶりに路線が復活する事になります。
(一部は上品野まで行きます。)
レビューのはずなのに、ちょっと昔話が入ってしまったようです。
ところで今、とある出版社より、バスの書籍の出版のため、画像の提供を依頼されています。
詳細は明かせませんが、その画像提供の作業のため、明日のブログの更新はお休みさせて頂きたいと思います。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)
詳しく話す事はできませんが、今の私にとっては大事な仕事です。
期間中は20日の「バスの日」「空の日」の関連で、数多くのイベントがありますが、全て参加は不可能です。
従って、当ブログで取り上げる事もできません。
私にとっても寂しいのですが、ご了承下さい。
その連休の事もあるのか、今月のJTB時刻表はいつもの月より多少早目に、今日発売されました。
表紙は10月1日デビューのE259系・新「NEX」。
◆ ダイヤに輝く鉄おとめ
今月はJR池袋駅の助役さん。
現場で女性の管理職も現れる時代になりましたが、池袋駅ではもう3割の女性職員がいるのですね。
一昨日書いた伊賀鉄道の撮影に行った時に乗ったJR東海・関西線の車掌も女性でしたが、私鉄と比べると、JR各社の方が女性の進出が進んでいるように感じます。
◆ 新のりもの風土記シリーズ107 大糸線北部のキハ52
もう皆さんご存知の、大糸線の北部・南小谷~糸魚川間を走るキハ52。
3種類の旧塗装を復元して走っています。
一昨日・昨日書いた伊賀鉄道や、これから書く予定の京成もそうですが、今の鉄道界は旧塗装復元ブームですね。
しかし、今の若い人には信じがたいかもしれないけれど、ツートン2種類はともかく、オレンジ一色の「首都圏色」(相模線のキハ30系から始まったので)って、最初にデビューした頃は
「暑苦しい」
ってボロクソだったんですよ!
鉄道ファンって、勝手だなあ…?
◆ 黄色のページ
まず、先月号の所でも書いた、11月7日(土)の新宿駅の工事について。
要は、この日新宿駅を発着するのは、山手線と中央・総武線各駅停車のみという事。
あと何回やるんだろう?
この工事では、合わせて高速バスの新バスターミナルも建設されるという話です。
今の新宿付近の高速バスターミナルは、京王を筆頭にどこも飽和状態という感じなので、早い完成が待たれます。
それと、東京モーターショー、及び3年振りの鈴鹿でのF1の臨時列車。
JR&伊勢鉄道・近鉄両方掲載されています。
ちょっと重箱の隅をつつくような話ですが、「本文の訂正」の中に、索引地図の「アメリカ村~日の岬パーク間」削除とあります。
御坊南海バスが運行していますが、10月1日廃止になり、本文の時刻表は既に訂正済みです。
この「日の岬パーク」ですが、「日の岬キャンプ場」とともに、「周遊おすすめ地」(52 日の岬・道成寺)の緑の網がかかっています。
そろそろ「周遊おすすめ地」の意味が解からなくなっている方も多くなっていると思います。
昔、JRには国鉄時代からの「一般周遊券」というのがあり、「周遊おすすめ地」は「周遊指定地」と呼称していました。
簡単に言うと、JR線を201㎞以上利用し、なおかつ周遊指定地を2ヶ所訪れると、全区間の運賃が割引になるというものでした。
一般周遊券は他の周遊券共々1998年に廃止になりましたが、「周遊指定地」は「周遊おすすめ地」として残っています。
ただし、現在は運賃等に関して何の特典もありません。
「周遊おすすめ地」はJR時刻表にも残っています。
思うんですが、そろそろ「周遊おすすめ地」の表記は、終わりにしてもいいのではありませんか?
乗車券の制度に何の影響も与えていない今、じゃあ「周遊おすすめ地」の網がかかっていない場所は「おすすめ」ではないのか?という事になりますし、周遊券廃止後の10年間で、今回の日の岬のように、足がなくなってしまっている場所も、少なくなくなってきていますので。
むしろ、JR時刻表の、「世界遺産」のオレンジの網の方が説得力があるように思えます。
(決して「世界遺産」=観光地、ではないはずですけれど。)
◆ 本文
先月、東海道線に11月8日運転の東京5時35分発小田原行の臨時列車の設定があり、何の意味があるのか?と書きました。
今日、その意味が解かりました。
もう一本、臨時の快速「湘南国際マラソン号」が設定されていて、この大会のための運転だったのですね。
「湘南国際マラソン号」は、グリーン車を含めて全車指定席ですが、どのような車両なのかは今の所不明。
日南線では観光特急「海幸山幸」が運行を開始。
土休日と年末年始運転。
この列車は、水害で廃線になった高千穂鉄道のトロッコ列車を改造して運行されます。
しかし、キハ47ベースの「はやとの風」もそうですが、改造車とはいえ、これで「特急」という種別はどうなんだろう…?
「JRバス・地方交通線」に目を移すと、多少ショックかなと思えるのは、十和田観光電鉄の十和田湖線が「冬期運休」になるという事。
今年は11月3日まで。
これまでこの路線は、冬場にも十和田湖に入れる希少な路線として知られていました。
今はJRバスの十和田東線「おいらせ号」があるから、こちらはもう冬は走らなくてもいいや、という事なのかも知れません。
しかし、十和田湖は日本でも随一の観光地のはずですが、年を追うごとにバスの路線や便が削減されつつあり、悲しい限りです。
(昔は弘前から弘南バスや、八戸から南部バスの乗り入れもありました…。)
もう一つ、今月一杯で廃止になるJR東海バスの一般路線を、名鉄バスが引き継いで運行する事になり、時刻も公表されています。
パッとみた限りでは、トータルの本数はJR時代とあまり変わらないようです。
名鉄バスは瀬戸市駅には初乗り入れとなります。(隣接する名鉄瀬戸線の駅に合わせて、新瀬戸駅と呼称。)
ちなみに、以前連載で取り上げた「バス・ジャパン№3 国鉄バスのゆくえ」のなかの「バスライター国鉄バス路線第一号に乗る」の記事の中に、
「品野ではここまで一緒に立っていた名鉄バスの停留所の横に(操車場)と書いてある。」
とあり、かつては名鉄バスが入っていたようです。
それで手元に残っていた、1987年版の「名鉄時刻表」を紐解くと、尾張瀬戸駅から品野行が一日1本だけ、夕方17時台にありました。
ルートはJRバスと全く同じ。
名鉄バスの方は1990年頃には廃止になっていたようで、今回、約20年ぶりに路線が復活する事になります。
(一部は上品野まで行きます。)
レビューのはずなのに、ちょっと昔話が入ってしまったようです。
ところで今、とある出版社より、バスの書籍の出版のため、画像の提供を依頼されています。
詳細は明かせませんが、その画像提供の作業のため、明日のブログの更新はお休みさせて頂きたいと思います。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)